2009年10月22日木曜日

体調不良

木曜日、ナマンガでの活動の後4時ごろにカジャドゥに戻るのだが、強い倦怠感に襲われ、仕事を早退させてもらう。
そして家で横になる。

夜7時過ぎにケンが帰宅し目を覚ます。
熱があり頭痛があるのだが、何よりもしんどいのは足の筋肉が痛いこと。
十種競技の1日目、400mが終わった後のような痛み。
私がかなりしんどがっているのでケンが薬を買ってくるという。
自己診断・自己投薬はためらわれたが、ケンは症状を聞いたりすることもなくマラリアだと決め付け、そのまま出かけていってしまう。
しばらくしてケンが買ってきたのは、抗マラリア薬、抗生物質、痛み止め、後もうひとつ何かの薬。
日本円にして200円ちょいの値段ながら、でかい錠剤を4種類も買ってくる。
なお、ここでは薬はばら売りにされており、パッケージがないので薬の詳細はよく分からない。
明日病院に行こうとケンは言っており、医者に見てもらう前にやたらと薬は飲みたくなかったが、体もかなりしんどかったし、何よりもケンが強く勧めるので、おとなしくケンに従うことに。

最初、ケンは食前に薬を飲めと言っていたのに、薬を飲む前、近くに住むAPHIAⅡのスタッフがお見舞いに来てくれ、彼女が食後のほうがいいと言ったら、今までの言葉はなかったように食後に飲めと言う。
食前に飲んだら胃に悪いと言う。
食前に飲むのが怖かったので、私は食事の直前に飲もうと料理ができるのを待っていたのだが、彼女が来てくれたことに胸をなでおろす。
そして薬を飲むのがさらに怖くなる。

当初は飲んだ振りをしようかとも考えたりもしていたが、食後、指示されたとおりに薬を飲む。
そして就寝。

翌日目を覚ますと、昨日のしんどさが嘘のように体が軽くなっている。
調子の悪さは残っているが、横になっている分にはしんどさはない。
大事を取りこの日は仕事を休むことにしたが、それでも薬が効いたのだろう。
今となってはどの薬が効いたのか分からないが、めでたしめでたしである。

ちなみに、木曜・金曜と3組がお見舞いに来てくれる。
いずれもAPHIAⅡの関係者なのだが、とても嬉しかった。
来てくれたこと自体嬉しかったが、彼らの丁寧な対応も嬉しかった。
上にも書いたとおり、薬を食前に飲むように言っていたケンに、食後に飲むようにアドバイスしてくれたり、別のスタッフは手で熱を測り、「関節に痛みはないか」などとマラリアを心配して質問したりしてくれた。